自社製品への誇りと想いを伝える仕組みづくりと工夫を!

自社製品への誇りと想いを伝える仕組みづくりと工夫を!

遠州地域のモノづくり文化に根ざした自社製品への想いと誇りを、海外の関係者に知ってもらうための研修ツアーに同行させていただきました。

遠州に長く伝わるという「やらまいか」の精神で、まずはやってみよう!と企画されたというこの研修ツアー・・・参加者に、自社のブランド・アンバサダーになってもらいたい!という願いが込められていることはわかったものの、初日の時点では、具体的にどんなことをして欲しいか?などのイメージが明確に伝達されることはなく始まりました。

最終日にWrap up Workshopを担当させていただく身としては、このままでは落とし所が曖昧なまま研修ツアーが進んでしまうのでは?勿体無い!!という思いにかられ、急遽、初日の晩に緊急ミーティングの時間をとっていただくことに。。

そこで、主催者側の皆様にいろいろお尋ねしてみたところ・・徐々に表明していただけたのが、「こんなことを伝えたい!感じ取って欲しい!」という熱い想いと、その背景にある自社製品に対する誇り、そして皆様の愛社精神。

その想いに触れさせていただいた瞬間、思わず、「その想い、ぜひ伝えましょう!」という言葉が口をついて出ていました(^。^) これだけ熱い想いを持って働いている方々のお手伝いをさせていただくご縁をいただけたこと自体が嬉しかったし、それならばもっと工夫できる点はたくさんある!と感じたからです。

自社や自社製品に対する誇りと熱い想いは、それらがご自身の中に宿るに至った背景や理由をしっかり伝えることで、海外拠点の現地採用の方々にも伝授することは可能です。

ただ、それには、単に知ってもらうための機会の提供だけでなく、伝えたい本質部分がしっかりと伝わるようにするための工夫を凝らした内容構築が不可欠です。

さらに、参加された方々に、ブランド・アンバサダーとなって広めて欲しい!と願うのであれば、広めていただきやすくする工夫と、できるだけ負担なく広める活動ができるようなサポートを準備することも大切。

ジョブ・ディスクリプションがはっきりしている海外においては、ブランド・アンバサダーとしての活動は本業プラスアルファの活動。

日本で、自社への愛社精神が強い社員に囲まれて日常を過ごしていると忘れがちな点かもしれません。

もちろん、海外拠点の方にとっても、そうした想いを根底に持ちながら働く人を増やすことは、生産性や提供するサービスの品質向上にもつながりますので、日本にきて、研修ツアーに参加することで心動かされれば、その活動をしてくれようとする方も多いと思いますが、その方々の想いへの感謝の気持ちを忘れないことと、その方々が少しでも活動しやすくできるようなサポートを、しっかり仕組みとして構築することは、活動を一時的なもので終わらせず、持続させたいと願うのであれば、とても重要です。

忘れてはならないのは、どうあったら相手がやりやすいか?を想像することではないでしょうか?それは、相手に対する思いやりの精神でもあります。これは何も、ブランド・アンバサダーの話に限りません。

「お客様のために」を標榜する会社はとても多いのですが、そこにつながる「働く人のために」となると、お客様のためにかけるほどのエネルギーをかけていないと見受けられる会社も残念ながら多いのが実情です。そこには、社内だから・・とか、身内だから・・という甘えもあるかもしれません。

確かに、そこまでエネルギーをかけなくても自発的に動いてくれる人はいるでしょう。ただ、それは、その人自身の高潔な想いに支えられてのことであることは、認識しておいた方が良いと思います。

人は、自分がしてもらったことを人にも提供するものです。ここまでしてくれるのか・・!と会社に対して感動し感謝した従業員は、同じように、お客様が「ここまでしてくれるのか・・!」と感動する対応をしようとします。そう考えたら、従業員に注ぐエネルギーに気を抜いてしまうのは、実は、とてももったいないことなのです。

自社への愛社精神と自社製品に対する誇りを感じて仕事ができる環境に身を置いていらっしゃることは、素晴らしいこと。なぜなら、日々の仕事を通じて、働く歓びを常に感じることができるからです。それを多くの人に広めることは、同じように、働く誇りと歓びを感じながら日々を生きる幸せな人を増やしていく、社会的にとても有意義な活動でもあります。

そのような活動を、効果的かつ持続的に実施していくためにも、工夫を凝らした内容と、思いやりあるサポートの仕組みづくりにぜひ、積極的に取り組んでいただきたい!と願っています。

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