“採用”時に、絶対に妥協してはならないこと

“採用”時に、絶対に妥協してはならないこと

来年度の新卒学生の採用活動真っ盛り!自ら学び成長し、生き生きと働く社員が理想、とお考えならば、採用時に、絶対に妥協してはならないことがあります。

この週末も、都内では、あちらこちらで会社説明会が開かれていたようです。リクルートスーツ姿の学生さん達が、ビルの中に吸い込まれていく光景を目にしました。

新年度がスタートし、新入社員を迎えたばかり!

社内が新たな空気感に包まれる一方で、早くも来年度の新入社員面接の佳境を迎えている!そんな経営者の方も多いのではないでしょうか?

会社にとって「採用」は、他のどんなことよりも丁寧に、エネルギーをかけておこなうべき、大切な活動です。

入社後にどのように育てるか?という育成も、非常に重要ではありますが、それ以上に重要!!といってよいのが「採用」でしょう。

特に、少数精鋭で活動している、規模の小さな会社であるほど、一人ひとりが会社にもたらす影響は大きいので、どんなに忙しくても、人手が足らなくても、「採用」時にしっかりと人をみることにエネルギーを注ぐことを、1ミリたりともおろそかにしない!を強くお薦めします。

「そんなことはわかってるよ!!」

と、お叱りの声が聞こえてきそうです(笑)

はい、そうですよね。

では、あなたの会社では、

  1. 「採用」時の基準を明確にもっていらっしゃいますか?
    そして、その基準は、
  2. 御社が目指すビジョンを実現する理想的な社員像と合致していて、必要項目がもれなく入っていますか?
    さらに、それが、
  3. 日常の行動レベルでどう表れるか(ある出来事に対してどのように対応する人が望ましいと御社では考えているか)を明確にしたものになっていますか?

上記③のレベルまで明確にしておくことが、複数の方が「採用」インタビューに関わる中で、採用時のブレをできるだけ減らすための大切なポイントです。

出来事への対応の仕方には、その人の価値観が反映されます。

さまざまな事象に対して、具体的にどう対応したか?また、抽象的な概念に関する質問への回答にも、価値観が如実に表れますので、これらについて、よく吟味した質問を重ねていくと、インタビューを受けている方の考え方や価値観が、御社が望む人物像とあっているかどうかがわかります。

ザ・リッツ・カールトン東京が、開業時から数年間にわたり、徹底しておこなっていたのもこの部分でした。

業務に関わるスキルや能力的要素を知るためのインタビューとは別に、その人の価値観や考え方を知るためだけのインタビューの実施を必須要件としていたのです。

この、価値観や考え方を知るためのインタビューは、訓練を受け資格をもった限られた人のみがおこなうことができ、結果は項目ごとに数値化して重要な判断基準として活用する・・・規定の数値に満たない(=価値観が合致していない)場合は、どんなに優秀な方であっても入社をオファーすることはない、という徹底ぶりでした。

どのような価値観をもった会社であるか?については、一般書籍で広く公表していましたので、それを知った上で応募してくださる方がほとんどでしたが、さらに時間をかけて、その方の価値観や考え方を知り、自分たちが大切にしている価値観と合致しているか?を、丁寧に確認することに力を注いだのです。

なぜ、そこまで徹底しておこなったのか??

それは・・

それが、働く社員にとっても、会社にとっても幸せな状況を生み出し、お客様の幸せにもつながる、もっとも理にかなった合理的な方法だったからです。

御社の価値観にあわない人を一人でも入れてしまうと、その人自身にとっても、その人を迎えた職場にとっても、ストレスを生む事が多く、なんとかしようとしてエネルギーを注いだものの、結果的に離職してしまったりと、最終的によい結果を生まない可能性が高いです。

手間隙かけて採用し、入社後に育て、その人がスムーズに職場に適応できるようにとエネルギーを注いだあげく、やはり価値観があわない・・という理由で離職してしまった場合、もう一度、人を採用し直し、育成し・・ということを、一からやり直さなくてはなりません。

どこか違うなぁ・・と感じながら仕事をするその人が、在籍中に接したお客様に、あまり望ましくない印象を与えてしまうなど、御社のイメージに影響を及ぼすリスクもありますね。

「採用」にこそ、質の高いエネルギーを注ぐ!

そして、

「絶対に」「価値観」をぶらさないこと。

あなたの会社の「価値観」とあわない人を採用しない!どんなに優秀で、能力面からいったら喉から手がでるほど欲しい人材であっても。

これが、採用時に、絶対に妥協してはならないことです。

あなたの会社に入ることに心から誇りと歓びを感じる方、自ら学び成長する、生き生きと働くことにつながる「接点」の種をもっている方との、新たな出逢いが、正しくエネルギーを注いだ「採用」活動の結果として、数多く生まれますことをお祈りしています。

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